最後に"心からおもしろい"と思った仕事を、覚えていますか?
あのとき感じた、つくることの興奮。
忙しさに追われるうちに、置き忘れていませんか?
心のどこかで「手を動かしたい」と感じていたあなたへ。
その気持ちは、まだ生きている。それが、何よりの才能です。
新たなステージは、"土台"と"自由"のある場所へ。
肩書きも、年齢も、安定も。
それらをひと通り経験した今、
「このままで、本当に納得できるのか?」
そう問いかけたくなる瞬間がある。
管理職ではなく、もう一度 "自分の手" で価値を生み出したい。
人を動かすより、自分が動いて、現場に立ちたい。
そんな思いを抱き、一歩踏み出した人たちがいる。
これは、"終わり"ではなく、"もう一度始める"ことを選んだ3人の物語。
35歳「安全な冒険がしたい」
変わりたい。でも、変化はこわい。そのバランスを、ここで手に入れる。
キャリア形成への疑問
鈴木さんは35歳。大手SIerで約10年、堅実にキャリアを積んできました。
上司にも信頼され、後輩からの相談も増え、「このままいけば管理職かも」と言われる日々。
未来への不安・やりがいの欠如
でも、ふと思うのです。
「10年後、今と同じ会議室に座ってる自分を、想像できない」
コードを書く楽しさも、ものづくりの興奮も、最近はすっかり遠のいた。
「仕組み」や「承認」に囲まれ、自分が何を動かしているのか、わからなくなった。
ISHIDAコネクティッドとの出会い
そんな時に出会ったのが、新たなプロジェクトで支援を受けることになった企業。
大企業とは違い、とにかく早い。
顧客のふんわりとした要件を、具体化していく。
そして、中の人たちは皆、目がギラついていた。
再び、自分の力を試す
「ここなら、自分の名前で勝負できるかもしれない」
安定だけでは埋まらなかった空白が、静かに満たされていく——。
42歳「再び手触り感のあるプロジェクトに参加したい」
肩書きは上がった。でも、手応えは下がった気がした。
順調なキャリア
田中さんは42歳。キャリアとしては順調。
外資系企業の開発マネージャーとして、数十人のチームを率いています。
役職ゆえのしがらみ・現場合いのない日々
しかしある日、チームの若手が作ったコードをレビューしながら、ふと立ち止まった。
「一番自分、最近いつコード書いたっけ?」
数々の進捗、スケジュール調整、上層部へのレポート…。
それらの細かさに飲まれる毎日。でも、「動かす手応え」は、どこかに置いてきた気がした。
ISHIDAコネクティッドとの出会い
そんな時に出会ったのが、少人数で新規サービスを開発する子会社チーム。
腕試しがリスク、運用まで一貫して任されるポジション。
「ベンチャー」といえども、親会社の安定した資金とリソースも使える。
もう一度、"手応え"を感じる
「もう一度、自分が動かしたものを世の中に出したい」
リーダーであり、現場の一員としても再起動した瞬間だった。
50歳「"キャリアの集大成" を自分の手で創りたい。」
これまでのすべてを、これからの挑戦へ。
キャリアの誇りと、「作る仕事」からの遠のく葛藤
中村さんは50歳。メガバンク系列の情報子会社で長年、開発マネージャーとして働いてきました。
数十人のチームをまとめ、大規模システムを何本も成功に導いてきた実績があります。
でもあるとき、ふとした瞬間に気づいたのです。
「最近は、コードよりスプレッドシートばっかり触ってる気がする。」
会議、報告、評価、育成…。
気づけば"つくらない仕事"が自分のメインになっていました。
不満足の再認識
チームは成熟し、プロジェクトは円滑に回る。
ただ、どこか物足りなさを感じていたのです。
「このまま、"見守るだけ"でキャリアを終えたくない」
ISHIDAコネクティッドとの出会い
そんな時、出会ったのが、少人数のベンチャー系子会社でした。
制度は未整備、一人一人に大きな裁量。でも、つくりかけのシステムと、まだ誰も踏み込んでいない領域がそこにあった。
「きっと、ここなら自分の手で未来をつくれる」そう思えたのです。
「作る仕事」への復帰
再びエディタを開き、手を動かし、メンバーと肩を並べてコードを書く日々が始まりました。
"どこにいるか"より、"何をしているか"を大事にしたいと思った。
ただ、目的の前では年齢も経験も意味をなさない。
それが、彼にとっての本当のやりがいだったのです。